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自社のグラン・クリュのみで生産している珍しいシャンパーニュ【ジャン・ヴィッセル】

3世紀前からの歴史のある、ジャン・ヴェッセルは、何よりも出来上がるシャンパーニュ(シャンパン)の品質を考え、自社畑のグラン・クリュのみで生産するのが珍しく、愛好家の間で評判です。すぐ完売になってしまう幻のシャンパーニュ(シャンパン)です。このシャンパーニュ(シャンパン)を造っている「ジャン・ヴェッセル」をご紹介します。

■ジャン・ヴェッセル(Jean Vesselle)の生産者情報

ジャン・ヴェッセルは、1930年に創設された、老舗のレコルタン・マニュプラン(RM)です。元々は、モンターニュ・ド・ランス地方のブジー村にて、3世紀前もの長い歴史を、もつシャンパーニュ(シャンパン)メゾンでした。現在の自社畑は、8haと小規模です。すべてグラン・クリュ畑で、栽培された、ぶどうのみで、シャンパーニュ(シャンパン)を、作っています。8haという広さは、レコルタン・マニュプラン(RM)の中でも、かなり小規模な、シャンパーニュ(シャンパン)メゾンとなります。

その理由としては、自分たちの目の届く自社畑に、のみ信頼を置き、その自分たちのできる限りの範囲内で、理想的なシャンパーニュ(シャンパン)作りを行い、生産量を、大きく、広げるよりも、品質にこだわっているからだということです。現在の生産量は、極めて少なく、12万本しかありません。

現在の当主は、この高品質なシャンパーニュ(シャンパン)に、かなりのこだわりを持ち、栽培と醸造の両方に、おいての工程を、すべて、重要な作業と、とらえてシャンパーニュ(シャンパン)づくりを実行して、生産しています。
そのため、栽培に、おいては、厳格なリュット・レゾネを、採用していて、除草剤は、一切使わず、必要な時にだけ、最低限の農薬を、使うようにしています。また、自然循環を考えていて、太陽光エネルギーや、雨水を、利用するなどのサスティナブル農法を、行っています。

ぶどうの収穫後は、温度制御付きのステンレスタンクで、18~20℃に温度を、設定して、10日間の発酵を行っています。その後、ヴィンテージやそれぞれのキュヴェの特徴を生かした、アッサンブラージュを行います。このシャンパーニュ(シャンパン)メゾンも、自社畑で栽培・収穫されるぶどうが持つ、テロワールの特徴を引き出します。その中でも、エレガンスと繊細さ、上品さを調和させ、シャンパーニュ(シャンパン)を完成させているようです。その結果、このメゾンのシャンパーニュ(シャンパン)の味は、多岐にわたりオールマイティに順応するため、食事のコースには前菜から最後のデザートまで、対応できる完成度になっています。

■ジャン・ヴェッセルのアイテム一覧

・ブリュット ウイユ ドゥ ペルドリNV(BRUT OEIL PERDRIX NV)
ピノ・ノワール100%
・エクストラ・ブリュット NV(Extra Brut NV)
ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%
・ブリュット ロゼ・ドゥ・セニエ NV(Rosé de Saignée  NV)
ピノ・ノワール100%
・ドゥミ・セック ロゼ フリアンディーズ NV(Demi-Sec RoséFriandise NV)
ピノ・ノワール100%

                                
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