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目から鱗!シャンパーニュ(シャンパン)が残った時の活用法とは

シャンパーニュ(シャンパン)のボトルを全部飲み切れなくて困ったという経験は、ありませんでしょうか。そんな時どうされていますか? もったいないからと無理に飲んだり、捨てたりしなくてもいいように、そこで今回は、残ったシャンパーニュ(シャンパン)の活用法をご紹介します。

 

開栓したらシャンパーニュ(シャンパン)はいつまで飲める?

シャンパーニュ(シャンパン)も、スティルワインと同じく、空けたその日のうちに飲んでしまわなくても大丈夫です。翌日や、多めに残っている場合は翌々日でも、泡はやや弱くなるものの、じゅうぶん楽しむことができます。ただし、ボトルの口に専用のストッパーを取り付けて保管することが必要です。

ストッパーは、1,000円前後で手に入りますし、ひとつ持っておくといいと思います。なお、シャンパーニュ(シャンパン)のコルクは、抜くと形が大きくなるので、もう一度入れることはできませんが、その代わりにワインのコルクで栓をするのはやめてくださいね。シャンパーニュ(シャンパン)は、規定でガス圧が5気圧以上あり、いつ飛び出すか分からず危険です。

 

シャンパーニュ(シャンパン)が飲めずに残ったら、試してほしい活用法5つ

ストッパーをつけて保管しても、美味しく感じられなかったり、だいぶ時間が経ってしまったりした時は、料理などで、有効に活用しましょう。

1.料理に…

大さじ1や2くらいの量のレシピなら、料理酒の代わりにシャンパーニュ(シャンパン)を使っても、まったく問題ありません。ロゼでもまず大丈夫ですし、かえって新しい味の発見があるかもしれませんね。また、残りの量が多めなら、肉の煮込みやクリームシチュー、魚介の蒸しものなどにたっぷり使うと、リッチな仕上がりになります。

2.ワイン塩に…

ワインの風味が楽しめるワイン塩、ご存知でしょうか。料理にちょっと添えるだけで、大人の食卓ができ上がります。ワイン、塩、お好みで乾燥ハーブを使って、フライパンで簡単に作ることができます。もちろんシャンパーニュ(シャンパン)でもOKです。いろんなサイトにレシピが載っていますので、ぜひ検索してみてください。

3.サングリア「風」に…

ワインにフルーツを入れて作る、サングリア。赤ワインが基本とされますが、白ワインでも、シャンパーニュ(シャンパン)でも美味しくできます。いろんなフルーツで試せば、組み合わせは無限大。ただし「浸け置く」と、販売しなくても酒税法に違反してしまうので、飲む直前に、シャンパーニュ(シャンパン)とフルーツと合わせて楽しんでくださいね。

4.シャンパンビネガーに…

ワインのアルコールを酢酸発酵させたものがワインビネガーで、シャンパーニュ(シャンパン)で作れば、シャンパンビネガーになりますが、これを、りんご酢とシャンパーニュ(シャンパン)で作ることもできます。ただ、低温殺菌されていない生酢が必要で、完成までに3か月ほどかかりますので、ちょっとハードルが高いでしょうか…。

5.お風呂に…

クレオパトラも楽しんでいたと言われるワイン風呂。血行や新陳代謝が促進され、美肌効果があることは、2000年以上も前から、知られていたようです。シャンパーニュ(シャンパン)を使えば、なんとも贅沢なバスタイムになりますね。お風呂に入れる量は50~100ml程度で、温度は38~40度とやや低めに。そしてゆっくりリラックスした後は、早めに浴槽を洗ってくださいね。

 

おわりに

多くの手間ひまがかかって生まれ、私たちの食卓を華やかにしてくれて、美味しい感動を与えてくれるシャンパーニュ(シャンパン)。残ってしまっても、ぜひ最後の1杯まで活用していただければと思います。また、ボトルが飲み切れないことが理由で、これまでシャンパーニュ(シャンパン)に手を出せなかった方も、一度買って飲んでみようと思っていただけたら幸いです。

 

                                
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