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知らないと損!シャンパーニュ保存方法や冷やし方、適正温度とは

特別な日のために用意して、夫婦や家族でゆっくり飲んだり、また、ホームパーティーなどでにぎやかに飲んだり、ご家庭でシャンパーニュ(シャンパン)を楽しむシーンは、いろいろあると思いますが、デリケートなシャンパーニュ(シャンパン)をちゃんと保存し、美味しい温度で楽しんでいただけるよう、ここでは、保存方法、冷やし方、適温についてご紹介します。

1.シャンパーニュ(シャンパン)の保存方法

シャンパーニュ(シャンパン)の保存は、光や風が当たらず、振動のない、10度位の温度になる場所が理想です。もちろんワインセラーで保存できればいいのですが、大多数のご家庭ではお持ちでないことと思います。でもその場合でも、この記事を参考に保存に気をつけて、せっかくのシャンパーニュ(シャンパン)を劣化させないようにしてくださいね。

保存パターンその1

誕生日や記念日に合わせて購入した1本を保存する

まずできれば、シャンパーニュ(シャンパン)の気泡を落ち着かせるために、飲む1週間以上前に購入するのがおすすめです。そして夏場でなければ、家の中の、振動のない冷暗所に保存してください。数週間程度であれば、立てても寝かせても、どちらでも大丈夫です。

シャンパーニュ(シャンパン)にとって日本の夏は暑すぎるので、夏の場合は、冷蔵庫に入れてください。振動を与えないよう、開け閉めの際に揺れてしまう扉の部分ではなく、また、他の食品を取り出す際に、触れなくていい場所に入れてください。扉を開ける度に光が当たってしまうので、新聞紙などでくるんでおくといいです。

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保存パターンその2

プレゼントされたり、たまたま気が向いて買ったりしたもののなど、いつ飲むか分からない1本を保存する場合。

夏場でなければ、振動を与えたり、転がったりしないよう気をつけて、冷暗所に寝かせて保存してください。夏なら冷蔵庫のできれば野菜室で保存してください。冷蔵室では。理想の温度よりもだいぶ低いですが、野菜室だと若干、温度が高いからです。新聞紙などにくるんで、寝かせて保存してください。しかし野菜室でも、長期の保存には向いていないので、特に夏場は、早めに飲むことをおすすめします。

 

保存パターンその3

セールなどで、ついつい買ってしまった何本かを保存する場合。

シャンパーニュ(シャンパン)以外にも、常に何本かストックがある状態でしたら、ワインセラーの購入を考えてみてはいかがでしょうか。ワインライフがさらに楽しくなりますよ。家庭用の小型のものもありますので、一度ご検討してみてくださいね。

 

2.シャンパーニュ(シャンパン)の冷やし方

保存しておいたシャンパーニュ(シャンパン)を飲む日が決まれば、その前日に冷蔵庫に入れてください。立てても寝かせてもいいですが、振動を与えたり、転がったりしないようにしてくださいね。冷蔵庫の温度はだいたい5度なので、シャンパーニュ(シャンパン)の適温と言われる7~8度(甘口の場合はより低め)くらいで飲むことができます。

冷蔵庫に入れていないシャンパーニュ(シャンパン)を、急に飲むことになった場合は、ワインクーラー(なければ大きめのボウルなど)に氷水をいれて、できるだけボトルの首の部分まで、30分ほど浸けてください。

 

3.シャンパーニュ(シャンパン)の飲み頃温度

そうして冷やしたシャンパーニュ(シャンパン)を飲む時は、よく冷えた方がお好きなら、ワインクーラーに入れて。また、少しずつ温度が上がってきて、柔らかさや骨格が出てくるのを楽しみたいなら、そのままボトルをテーブルに。上がりすぎて爽やかさが足りなくなってきたら、ワインクーラーに入れるなどして、お好みの温度で楽しんでください。

なお、よく冷えた方が好きだからといって、グラスに氷を入れて飲むのは、本来はNGですが、モエ・エ・シャンドンの「アイス アンペリアル」のように、氷を浮かべて完成とするキュヴェもありますし、例えば、ジャック・セロスのように、白ワインを飲むくらいのシャンパーニュ(シャンパン)にしては、高めの温度で飲むことを推奨しているメゾンもあります。あまり難しく考えず、ご自身が美味しいと思える温度で楽しんでください!

                                
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