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名作映画にも登場!シャンパーニュ×フルーツの楽しみ方

シャンパーニュ(シャンパン)とフルーツの相性が語られることは少ないかもしれませんが、あらためて言うまでもなく、シャンパーニュ(シャンパン)はフルーツであるぶどうから作られています。だからフルーツとも相性が良いのです。フルーツの持つ酸味と甘みにうまく合わせると、料理に合わせるのとはまた違うシャンパーニュ(シャンパン)の一面を知ることができます。そこで今回は、イチゴ、桃、スイカ、メロンの4つのフルーツにフォーカスしてご紹介します。

●withイチゴ

シャンパーニュ(シャンパン)に合わせるフルーツと言うと、まずイチゴの名が挙がるかもしれません。この組み合わせを一躍有名にしたのは、大ヒット映画「プリティ・ウーマン」(1980年)でした。
シャンパーニュ(シャンパン)を飲んでいるジュリア・ロバーツに、イチゴを差し出すリチャード・ギア。「どうしてイチゴなの?」と聞かれると、彼は「シャンパーニュ(シャンパン)を引き立ててくれるからさ」と答えます。
このシーンでは、モエ・エ・シャンドンのアンペリアルが使われています。シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエをほぼ同割合で使い、多くのリザーヴワインを用いています。その一貫した味わいは、幅広くどんな料理にも、フルーツにも合わせることができます。

一方、イチゴはロゼ・シャンパーニュ(シャンパン)にもよく合います。ロゼはよく、イチゴやサクランボのような香りと例えられます。そして味わいにおいても、ロゼの優しい果実味と酸味が、イチゴの甘酸っぱさとうまくマリアージュするのです。

 

●with桃

桃も、シャンパーニュ(シャンパン)の香りの例えによく使われるフルーツです。洋梨やアプリコットと一緒に挙げられることが多いと思います。桃のピューレとシャンパーニュ(シャンパン)を使ったベリーニというカクテル(本来はイタリアのプロセッコで作ります)があるくらいですから、この2つも相性バッチリです。

優しくジューシーで爽やかな甘さを持つ桃。そんな桃には、ムニエ主体のシャンパーニュ(シャンパン)が合います。ムニエの特徴は、酸が柔らかくて丸みがあること。そんなムニエ主体シャンパーニュ(シャンパン)と、よく熟した、まさに甘美という言葉がぴったりな桃を合わせると、癒し系とも言えるマリアージュを楽しむことができます。

 

●withスイカ

イチゴや桃は、シャンパーニュ(シャンパン)の香りに例えられることがあっても、スイカの出番はまずないようです。でも、だからと言って合わないわけではありません。

スイカは食感が柔らかいですから、より泡がソフトで繊細なシャルドネ主体のシャンパーニュ(シャンパン)がいいと思います。シャルドネの特徴は、酸とミネラルからくる繊細さです。もちろんブラン・ド・ブランに合わせるのも良いです。でもその場合は、ドザージュゼロや少なめだと、キュヴェによってはシャープで切れが良すぎることがあるので、スイカに限らずどのフルーツに合わせるにしてもご注意ください。

●withメロン

最後は、ここでご紹介する中では一番糖度が高く、まろやかな甘さを持つメロン。魅惑的に甘いメロンには、やはり甘口のシャンパーニュ(シャンパン)を合わせてみてください。
甘口のシャンパーニュ(シャンパン)には、ドゥー(極甘口)、ドゥミ・セック(甘口)、セック(やや甘口)の3種類がありますが、ドゥーを日本で見かけることはほとんどありませんので、セックまたはドゥミ・セックとなりますが、メロンにはドゥミ・セックの方がいいと思います。

また、メロンほどの糖度があれば、芳醇で存在感のあるプレステージ・キュヴェにも負けません。高貴な気分で楽しめるこの組み合わせには、きっと感動のフィニッシュが訪れることでしょう。

シャンパーニュ×フルーツで、心地良く贅沢な時間を

ここでは、フレッシュのフルーツを主に想定してご紹介していますが、これらのフルーツを使った美味しいスイーツ、例えばムースやタルトだったり、ジェラートだったり、シンプルなジャムやコンポートなどももちろん、シャンパーニュ(シャンパン)と合わせて楽しむことができます。
加工されたスイーツは、フレッシュのフルーツよりも甘みが加えられていることが多いので、よりまろやかなタイプのシャンパーニュ(シャンパン)を選ぶといいです。少し重めのタルトなら、骨格のあるブラン・ド・ノワールも合うと思います。

シャンパーニュ×フルーツで、料理とのマリアージュとはまた違う、至福のひとときをお過ごしくださいね。

                                
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