シャンパーニュの2015年の輸出量は、1位イギリス、2位アメリカ、3位ドイツ、4位日本となっている。
傾向をみると秋になるくらいまでは日本はドイツを上回っている。
年末にかけヨーロッパではクリスマスに向けてシャンパーニュを飲む機会が増え、
また、クリスマス休暇があったりするため、年末にドイツに追い越されてしまうようだ。裏を返せば日本は、だいたい一年中を通してシャンパーニュを飲んでいるということだ。
バブル以降、日本に多くのシャンパーニュが入ってきた。
「朝シャン、昼シャン、〆シャン」(朝食、昼食、夕食のシメにシャンパーニュを飲むこと)という言葉やKrug(シャンパーニュのメゾンの名前)が好きな人のことを「Krugest(クリュギスト)」という言葉もシャンパーニュ好きの間では、知れわたっている。
繊細な和食にもシャンパーニュはとても相性がいい。
高級割烹やお寿司屋さんに行くと必ずといっていいほど、日本酒、白ワインと共にシャンパーニュが置かれている。
それも、以前は日本の大手の会社が輸入している大量生産の大手のシャンパーニュがほとんどだったが、現在では小規模生産者で少量しか作っていないシャンパーニュを置いていたりするお店も増えてきている。
それゆえに持ち込みをさせてくれるお店も増えてきた。
参加者が一人1本好きなシャンパーニュを持ち込みそのお店の料理と合わせてそれぞれに楽しむ会だ。
その時にもきちんとした、ワイングラスやシャンパーニュグラスを出してくれるお店も多くなってきました。
和食が持っている独特の出汁の旨味がシャンパーニュに含まれる旨味ととてもよく合うのだろう。
また、ぶどうの果皮のかすかな渋みが、和食でよく使われているゆずなどの柑橘系の酸味と相まって相乗効果を出している。
使われる調味料の中でも煮物で使うお砂糖は、シャンパーニュを造るときのドザージュという工程で甘味を入れるため、その甘味とも合います。
昔は、甘いシャンパーニュが多く生産されていたが、近年の健康志向や素材の味を引き出す調理方法が見直され、シャンパーニュも甘いものからドライなものが多くそれも和食にあってきているのだろう。
以前に比べてシャンパーニュが日本人の生活に少しずつだが、浸透してきているように思う。
まだまだ高級レストラン、割烹、お寿司屋さんなどのイメージが強いが、テレビや雑誌SNSなどでは、餃子とシャンパーニュを提供するお店ができたり、「たこシャン」といってホームパーティでたこ焼きとシャンパーニュを合わせて楽しんだりするシャンパーニュ愛好家も増えている。
最近では、デパートやワインショップ、ネットなどでも色んなシャンパーニュが手に入るようになってきている。
週末に外食するのもいいが、その分でシャンパーニュを買って自宅で楽しんでみるのも贅沢かもしれない。